クリエイター向け契約書レビュー

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クリエイター様向け契約書レビュー

なんと「無料」



 発注元企業から交付された契約書について、知的財産のプロである弁理士によるレビューを受けることができる、クリエイター向けのサービスをリリースしました!


サービス概要


 特にクリエイターと発注企業の間で結ばれることが多い「業務委託契約書」「著作権譲渡契約書(または著作物の利用に関する契約書)」「秘密保持契約書」などの契約書について、弊所代表弁理士の小久保がその写し(画像でOK)をお預かりし、しっかりと読み込んだ上でレポートをお返しします。

レポートの主な内容
  • この契約書の意図や目的は?
  • 条件面は不当でないか?
  • 契約締結後に発生しうるリスクは?
  • 特に、この契約を発注者が悪用した場合に起こり得る最悪の事態は?


サービス詳細


 詳細は以下をご確認ください。

相談料0円 – 無料
怪しい! と思われるでしょうが、本当です。
サービス形式メールにてレビュー結果を返信いたします。
相談回数原則として無制限
(弊所がサービス提供を任意に打ち切る権利は留保します)
対象となる方「業務委託契約書」
「著作権譲渡契約書(または利用権契約書)」
「秘密保持契約書」
または、これに類する著作権・不正競争防止法関連の契約を控えている当事者の方。※当事者が未成年の場合は保護者さま。
お申し込み方法専用のお申し込みフォームよりお願いいたします。
ご利用者メーリングリストへの登録お申込み後、契約書レビューサービスご利用者様専用のメーリングリストに登録させていただきます。同メールでは、アンケートやnamaelを含む弊所サービスのご案内を配信する予定です。

レビューを依頼する

無料とした理由


 自身、若い頃には漫画のシナリオライターやゲーム企画職として、業界の末端でクリエイター稼業に従事しておりました。

 当時――特にフリーランスでやっていた頃は(自分の腕が悪いせいではありますが)最低限の生活費を抜いたらアパートの家賃や税金の支払いにすら困るレベルの貧乏人でした。

 「そんな当時の自分のような者であっても契約に際しては専門家に最低限のことを相談でき、せめて、悪意ある業者に利用されるリスクを減らせるように」

 これがこの価格設定の根拠です。

 せっかくクリエイターさんに寄り添うのであれば、いっそ開き直ってチャチな利益なんか捨ててしまった方が、かえって気軽に紹介してもらえたりで浮かぶ瀬もあるかな……とも考えています。


想定されるご質問


 ご利用をお考えの方がお悩みになりそうな点をQ&A形式でまとめました。ご相談前にぜひ確認していただけると幸いです。

弁理士って何の資格ですか?

 ……弁理士は特許や商標、著作権などの知的財産全般を扱うスペシャリストです。

契約書を第三者に見せる行為は違法または契約違反になりませんか?

 弁理士には弁理士法に基づく高度な守秘義務(弁理士法30条)が課せられており、違反した場合には懲戒処分(同32条)や刑事罰(同80条)の対象となります。また、これらの規定はお客様と弊所の間で秘密保持契約を結んでおらずとも適用されます。たとえ無償サービスで入手した情報であっても、業務を通じて得た情報について弁理士は守秘義務を免れることができません。

 上記のような高度な守秘義務を遵守することを条件に、弁理士は国家資格保持者として、一般的には機密扱いとされる契約書の内容について依頼者から内容の開示を受け、相談に応じることが認められています。また、たとえ契約書に「第三者への開示を禁ずる」旨の記載がある場合でも、契約当事者がその内容について相談するために弁理士や弁護士等の専門家に契約書を開示する行為は自己の利益を守るための「正当な行為」です。(あと、当たり前ですが契約書にサインする「前」であれば、契約内容に拘束されません)

 したがって、契約当事者であるあなたが弊所に契約書の内容を開示してアドバイスを受ける、この行為が違法になったり契約違反になったりすることはありません。ご安心ください。

実際の契約書を見せてしまうのは怖いです。契約書データを提示せずに相談できますか?

 お気持ちはわかるものの、レビューに関しては契約書の全体が必要です。

 契約書というものは、その全体構成、こまかい言い回しひとつひとつ、さらにはあえて契約書内での明文化が避けられている内容など、すべての要素に何らかの意図があり、全体が開示されていない状態では適切なレビューができないためです。

 また、弁理士にはお客様からお預かりした情報について、違反した場合の刑事罰を含む高度な守秘義務がございます。

 それでもなお不安になるお気持ちも……分からないではありませんが、レビューのクオリティが著しく下がるため、契約書の提示なしでご相談に応じることはできません。

既に締結済の契約の内容について相談することはできますか?

 お話を伺うことはできます。ただし、私は弁理士であって弁護士ではありません。よって、依頼者さまが契約内容を巡る係争をお考えの場合、その代理人となることはできませんのでご承知ください。

弁理士では訴訟対応ができない。なら相談相手は最初から弁護士でよいのでは?

 ……お言葉ですが、それは著作権トラブルの実情を知らない方のお考えです。

 著作権というものは本気で主張するとかなり強力な権利でして。特に、侵害訴訟において勝訴した場合にはその効き目が「強烈すぎて」、相手方に経済的にも風評的にも必要以上のダメージを与えてしまいます。

 結果、ヘタをすると「あなたに著作権絡みの訴訟歴がある」というだけで、以後二度と自分の所属業界から仕事を振ってもらえなくなる……そのぐらいのリスクがあります。

労働契約書の内容をレビューしてもらえますか?

 そこは社労士さんや労働法を得意とする弁護士さんの守備範囲です。申し訳ありません。ただし、たとえばゲーム会社などは、労働契約書とセットで著作権の帰属や著作者人格権の不行使に関する承諾書にサインを求めることが通例です。そちらはレビューできます。

特許のライセンスについての契約書はレビューしてもらえますか?

 私も弁理士なので、本当は胸を張ってお受けします! と言いたいのですが……

 特許に関しては特許に強い弁理士さん、さらにいうなら関連の技術分野を得意とする弁理士さんを探してお願いしてください。特許のライセンス契約の場合、契約書のみならず元の特許権自体の有効性にも目を光らせる必要があるためです。

友達の契約書について、代わりに自分が相談することはできますか?

 できません。そもそもあなた自身、お友達の契約書など預かってはいけません!

 なお、個人情報やプライバシーを扱う仕事である関係上、お申し込みフォームに記載された方と契約当事者が同一の人物でないと疑われる場合、ご相談には応じかねます。また、このような場合にはお預かりした一切の資料を即座に破棄します。

ご相談への回答は何日ぐらいでいただけますか?

 じっくり読みたいので、3営業日程度を目安としてください。もちろん、無料のお仕事に3営業日もかぶりつくワケではありません。が、間を置いて再確認することで新たに見えることもあるためです。お急ぎの場合はその旨を申し込みフォームに記載していただければ。

 ちなみに、契約書のレビューというのは契約内容から考えられる不利益やトラブルについての想定の広さと深さがモノをいう、いわば某漫画の念能力バトルのような分野です。なので、少しお時間をいただけた方がレポートのクオリティは間違いなく高まります。

申し込みフォームで、ファイルをアップロードできません。

 対応のファイル形式は「jpg」「png」「pdf」です。また、ファイルサイズの上限は5MBとなっております。まずはファイルの形式とサイズをご確認ください。

 また、本サービスは契約書を作成する方向けのサービスではないため、編集可能なWord形式やExcel形式、プレーンテキスト等のファイルをアップロードすることはできません。あらかじめご承知おきください。

申し込みフォームで、契約書写真を1枚しかアップできません。

ファイル添付の項目でファイルを1つしかアップできない仕様になっていることが原因です。申し訳ございません。対処法ですが、アプリやWEBサービスを使って契約書各ページの画像を結合し、ひとつのPDFファイルにまとめていただくのが良いと思います。

 「jpg pdf 結合」のキーワードで検索すると、該当するサービスはすぐに見つかります。また、どうしてもやり方がわからない場合は(お手数ですが)契約書各ページをお申し込みフォームから複数回に分けて送っていただいても大丈夫です。


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